「憲法記念日」

朝8時に眠そうな目をして………ミツが着替えの介助にきてくれた(アリガタイ)。昨日ヘルパーの小笠原さんが作り置きしてくれたさつま芋の甘露煮と牛乳、林檎の擦り下ろしとヨーグルトで朝食を摂りながら………テレビを付けたら「日曜討論会」をやっていた。今日は憲法記念日だ。

かみ合わない議論を聴きながら………30年くらい前のある夜のことを思い出した。ニューヨークの日本会館(Japan Society)の前で小柄の中年夫人に出会い………そばにいた当時の日本会館の芸術監督ローラさんがその人を「ベアーテ・シロタ・ゴードンさんよ」と紹介してくれた。咄嗟のことなので………暗がりでもあり………こんな所にあのゴードンさんがいるなんて!ビックリ……お互いにそっと遠慮がちに握手を交わして別れた。後ろでローラさんが「あんなに真摯に日本の女の人のことを考える人に会ったことがないわ」と呟いている。そういう彼女も………洋服の上に黒縮緬の羽織を粋にはおって………日本の伝統文化、芸術、教育………に熱心に貢献して………いつも面白い日本語でお喋りする愛すべき人。その心の温かさは日本人以上に日本人らしいなと………フッと感じたのをよく覚えている。

「平和憲法・憲法第九条」は人間の魂の欲求の形………形を崩してはいけない。

神話の時代から戦いは続いてきたとはいえ………昨今の戦争は不気味で恐ろしい。人間が剥き出しになってきて「悪存在」の餌食になりつつある………。