今日、東京を出る時は、冷たい風が心地いいほど春めいた陽気だったが、ここ名古屋に着いて、車椅子で駅に降りると「寒い!」と思わず肩を縮こませた。明日から三日間叡の名古屋オイリュトミー講座(年2回30年以上続いている)。名古屋からはもとより、東京から、新潟から、京都から、福岡から、松江から、岐阜から、時には仙台から………あちこちから参加者が集い、三日間午前・午後・夜と「実習と講義」を、畑を耕すように自分のカラダと魂を黙々と熟す。三日間の講座のお終いには、練習した音楽と言葉のオイリュトミーの成果を参加者の半々で、お互いに見合う。その時が、感動的だ!一音一音を失うことなく、全体が和音になってみえてくるから。
「カラダ」って摩訶不思議だな、明日からの三日間が楽しみ……と思っていたら、明日、東京から参加する千章さんからメールで、歴史学者が語る「ホロコーストとパレスチナ」という情報を送ってくれた。大切な考察。
今日は、国分寺から原さんとご一緒できた。壊れそうなわたしのカラダも、みんなの熱をもらって、危ういところで壊れない。