多摩総合医療センターリウマチ科受診日

今日は、多摩総合医療センターリウマチ科の年一回の受診日。早朝から叡と出かける。まずX線から……撮影技師から「今日は時間がかかりますよ」といわれて撮影開始。わたしの捻くれたリウマチ身体をあちこちに曲げたり伸ばしたり、角度を変えたり、上下左右、側面から、頭部を除く全ての関節を撮影した。よく町の病院の待合室に貼ってある骸骨の絵と並べたら……オモシロイかも、見てみたい!
撮影に1時間はかっかった。次はドクターの診察。初診の一年前は、わたしの大雑把な状態を聞かれただけだったけど、今回は身体の内部の骨の構造の映像がある……今、私の一番の懸念の右膝、左肘などのことをお聞きできる。希望をもって待合室で診察の順番を待つこと1時間。やっと入室許可のベルがなり、ホッとしたのだが………あの膨大に撮ったレントゲン写真は、一枚も見せられず、説明もなく………何処にあるの?………「調子はどうですか?………そうですか、膝については膝の専門医を紹介しますよ……頸椎が変形して気道が狭いと思われるなら、耳鼻咽喉科を受診してください………では、また一年後に予約を入れておきます」

とっくに12時を過ぎてしまった。ドクターも叡もわたしもお腹が空いてきた………もうやめよう………1年先の予約表をもらって……診察室を退出した。

何のために、わたしのリウマチ体の骨の写真をあんなにたくさん撮ったのだろうか?
帰宅して、疲れた顔でキッチンに座っていると、ヘルパーのヤマウチさんが「さあさあ、まずこれを飲んで………」と暖かいポタージュスープを目の前においてくれた。

あぁ美味しい。温かさが骨身に染みわたる。