昨日、知り合いに招かれて、車椅子で叡と、東京ドームに行ってきた。
5万人入るというイベント会場。想像を絶する………この機を逸して行くことはない、行かなくては!と意を決してでかけた。幸い春風が心地よい日和………JR水道橋駅から、ぞろぞろドームに向かう若者たちに混じってドームの近くまで行くと、巨大な昆虫の背中の一部が見えてきて………さて、どうやって入り口を見つけたらいいやら………あちこちで尋ねると、腰にたくさん携帯をつけたアテンドの方が入り口まで誘導してくれたので、大助かり………それからは、警備員の方や案内係の方にお任せしてイベント会場内の車椅子席まで無事到着………自分が何処にいるのかわからない………大きなすり鉢状の向こうの客席にいっぱい豆粒のように人の顔が並んでいる………ショーが始まる………歌うひと、踊るひと、演奏するひと、観るひと………巨大なドームの中で一体となって熱の塊になっていく。すごい!
ドームのイベントは………多くの雇用を生み………多くの企業の収益をあげ………全て経済構造の効果の中に組み込まれているのだが………ここで有事が起こったら………なんて考えることもなく………観る人たちは、差別もなく、いじめもない世界で、自由に自分の夢をゆだねられる時………演じる人は、自分を全開してそれに応える………その純粋な交換関係に感動!………わたしも自分の歳も体も忘れてドームの揺らぎに身をまかせる。
こんな体験は二度とないだろう。やっぱり思い切ってよかった!