楽しみが待っててくれる。

金曜日「手術を決めた!」と大見得を切ったものの久しぶりの関節手術………今回は足の親指なので今までの関節の修理修繕ほど大きくない………とは思うものの………明日のリウマチ外科を受診を心に思うと緊張気味。

そこにフェミニストの千章さんが開口一番………「パウル・クレーの顔見たことある?久子さん」………と元気にやって来た………そういえば、画家の顔は見たことないなぁ………日本でクレー展を観たのは鎌倉美術館で叡と結婚した頃のこと、帰り北鎌倉の澁澤龍彦邸に寄ったのを思い出したのに………繊細で美しく温かい透明な色彩のクレーの抽象画はすぐに目に浮かぶが画家の顔は思い出せない。

現在、愛知県立美術館で開催中のパウル・クレー展を観てきた千章さん「額が広く、大きな瞳、鋭い視線………あのがっちりしたハンサムな男の顔と『天使の涙』の結びつき、びっくりだわ」と。
ついでに、スウェーデンの画家ヒルマ・アフ・クリントのアジアで初の大回顧展が国立近代美術館で3月初旬から6月まで開かれることも教えてくれる。優しいな………こころが温まる。観に行きたい!

親指の手術をクリアして、我がポンコツリウマチ車、もう少しがんばって走っておくれ。