それはただ、香りを「嗅ぐ」としか、言いようがありません。
古文法の基である「天地物」、この思想は日本霊学をおいて、どこにも存在しないものでしょう。
「天地人」
これはマクロコスモスとミクロコスモスの照応と言う理念と結びついたものです。天と地を結ぶところに人間がいたら、あの物たちは一体どこへ行ってしまうのでしょう。
天の実に対して地は虚。存在の反対は不在なのではなく、鏡像なのです。日本人は、この世を「うつしよ」と言いましたから。カラダのことを「うつしみ」といいましたから。
この虚と実が一つになる時、本当は何が見えるのでしょうか、、、、、、、、、、