谷川俊太郎選『永瀬清子詩集』(岩波文庫)が届いた。先ず、末尾の「永瀬清子自筆年譜」をじっくりと読む。
1906(明治39年)に生まれて1995年(平成7年)89歳で亡くなるまでの年月は、ほぼ私の実母と同年代。丁寧に書かれた自筆年譜を読み、女性として、主婦として、母として、大きなうねりの困難な時代を、いっときも詩人であることを放棄せず貫きとうした詩人に心から感動した。
1969年の項に「……また前年より昭森社の森谷均氏に依頼していた『永瀬清子詩集』の発行が森谷氏病気のため…………、彼の歿後、大村達子さんが引き継いで出版して下さった。……」とありびっくり。大学を卒業した私は昭森社に入社した頃のことだ。
今夜は、詩人の自筆年譜を読んで………いっぱい いっぱい。明日から詩人のことばの世界に飛び込もう。
