千章さんから「ミモザが早くも五分咲きです」というメールがきた。
春先のローマの夜のくらい街灯に照らされたミモザの黄色……国分寺からはるばるStuttgart にやってきた時に初めて目にしたレンギョウの黄色………長い鬱病の闇の底から救い出してくれたラッパ水仙の黄色………。
昨日は、久しぶりに中野のテルプシコールに舞踏公演『UBUSUNA異聞』を観に行く。幸い暖かい春日。目の前で踊る4人のダンサー。光の方に向かって生み出そうとしている。純な眼差し………真摯に世界に向かって………新しい芽が確実に伸びていく。うれしい!
昨日とは打って変わって、今日は、雪………中庭のクリスマスローズももっこり白い帽子をかぶっている………桃のお節句………机の上に「小さなお雛と女雛、桃の花」を飾る。そして、57回目(!)の結婚記念日。1968年の今日は、春爛漫の光溢れる日だった。