「日曜に想う」の記事を読んでもらう

朝食を食べさせてもらった後、アキラに、昨日の朝日の記事「日曜に想う」を読んでもらう。編集委員吉田純子は「戦争が芸術上の選択を支配する。そんな時代は過去の出来事と思っていた」が、今日のウクライナとロシアの紛争でも、同じことが繰り返されるのを憂いて「そもそも『個』の尊厳を踏みにじる戦争において、いったいどこまでその責任を『個』に負わせるのが可能だろうか」と続けた。全く、の通りだと思う。

随分前に友人から、井筒俊彦の「ロシア的人間」を貰って、すっかりハマってしまった。漆黒の大地の温かなぬくもり。あまりにも人間臭い魂の悦び、苦悩、祈り……。

私のカラダを導く西欧で学んだ美しい認識の光。
私のカラダに熱を与えてくれるロシアの魂。
私の内で二つが溶け合っている。