いよいよ、秋に向かって様々な舞台活動が動き出す。今日は、午後私の巣の部屋で、ミツタケの「花粉革命」韓国公演のスタッフミーティング。

明日は、スエーデンから大植真太郎さんがアキラの新作の稽古のため国分寺にやって来る。

9月初めから、レイジとヒロ子となおかのトリオが、ローマ公演の稽古に入る。

明日は、川口隆夫さんとミツタケの「DUOの會」の通し稽古。

なおかの「朝の会」 ミツタケ×なおか企画「ナイトセッション」の会 その他諸々。

私の巣の周りはフル回転。

さて、私は何ができるだろうか?何もできない……巣の中で、ミンミンゼミの最期の鳴き声を耳にしながら、晴れない空を眺めていると………カラスさんが飛んできて、私の沈んだ心を見透かして、嘴をチョと傾けて、飛んでいってしまった…… 何もできない自分を責めても仕方がないよ。できないことはできない………ともかく、生きること、生きること。マルテのように。

今日は、私のところに一つも言葉がやってこなかった。

眠れぬ夜、ゲーテの美しい詩句をみつけ………おやすみ。

バラの季節過ぎたる今にして、

はじめて知る。バラのつぼみの何たるかを。

遅れ咲きの茎に輝けるただ一輪

千紫万紅をつぐないて余れり。