あ お う え い    秋は 遠く 深く 天に 広がり
 い え う お あ    光と 熱が 貫く この カラダ
今日は突然に秋が深まり、夜になると一瞬、冬の寒さを思わせる空気。一日中、部屋にこもっていたので、夜、西国分寺の泉ホールへ、ワークショップを見に行きました。講師は、尾崎梓。11名ほどの受講者が、ちょうど「遺された黒板絵」の「結晶」のテキストに取り組んでいる最中でした。
無限に多様な結晶形態の中には、
霊的存在者たちの姿が開示されています。
その存在者たちは、数学的=空間的な形姿をとって
結晶の中で生きているのです。
私たちは、結晶体を見iているつもりで、
実は神々を見ているのです。
オイリュトミーのワークショップですが、参加者がそれぞれこのテキストを、即興的な「魂の動作」で動いている姿は、とても新鮮でした。鉱物の結晶と人間のカラダの結びつきは、本当に魅力的です。オイリュトミーのすべての力は、この鉱物とカラダの結びつきに集中しています。その二つが結びついたカラダを「碧玉体」(へきぎょくたい)と言います。碧玉はヨーロッパでは、ヘリオトロープと呼ばれています。「へリオ」は太陽,「トロープ」は「近づく」という意味です。つまり、「碧玉体」とは、[太陽と一体になったカラダ]のことです。