虚と実
それはただ、香りを「嗅ぐ」としか、言いようがありません。 古文法の基である「天地物」、この思想は日本霊学をおいて、どこにも存在しないものでしょう。 「天地人」 これはマクロコスモスとミクロコスモスの照応と言う理念と結 …
それはただ、香りを「嗅ぐ」としか、言いようがありません。 古文法の基である「天地物」、この思想は日本霊学をおいて、どこにも存在しないものでしょう。 「天地人」 これはマクロコスモスとミクロコスモスの照応と言う理念と結 …
存在の反対は不在ではないですよね。 存在の反対は鏡像、虚在ですよね。 罪の反対が無罪ではなくて、「贖い」であるように、 存在の反対は不在ではなく、「虚の存在」ですよね。 鏡の像と実像の世界。 カラダの奥のほうに、鏡像を写 …
もうすでに一億年前に消滅した星の光が、目の前に届くと、そこに1人の人間の姿が浮かび上がってくる。誰だろう。あなたの姿でもあるし、私の姿でもある。星々が落ちてくる。天は逆き、地は海のよう。黙示録の風景。忘れていたあの村の光 …
名古屋において,「蝶たちのコロナ」のオイリュトミー公演を行いました。これは記念すべき公演でした。 なぜなら、これまで、オイリュトミーの公演は関係者や人智学の人たちが主な観客でしたが、今回は、多くの一般市民の方が、この会に …
時代は明らかに、境域を超えてしまっていると、私は確信しています。 かつて人間が天孫降臨し、神々の世界から地上に降りてきたときに、一度通過したあの境域を、今私たちは、再び渡ろうとしています。しかしそれは、天孫降臨とは逆の、 …
先日の BankART における大野一雄フェスティバルでの、「笠井叡日本国憲法を踊る」に、多くの方々が参加していただき、ありがとうございます。自民党の新しい憲法草案に対して反対するというより、ごくごく個人的な憲法と自分と …
来週の日曜日、27日、いよいよ横浜の BankART NYK で、「笠井叡日本国憲法踊る」のパフォーマンスを行います。近頃なぜ自分はこんなに憲法改正にこだわるのかを、つくづく考えさせられます。先日ある新聞記事に、この日本 …
この黙示録的現代社会の特徴は、もう、すでに生も死も重なってしまったということだろう。 行き交へる男女が一瞬かさなれるはかなき情死をうつす硝子戸(春日井建) このような硝子戸の世界において、天皇制の社会であろうと、共和制の …
事後報告になりますが、9月19日(「蝶たちのコロナ」の公演日)に、45分番組の「吉増剛造と笠井叡のセッションおよびインタビュー」番組がテレビ放映されました。そのDVDを、企画したテレコムスタッフから今日 送られてきたので …
今世においても前世においても、舞踊家ではなかったルドルフ・シュタイナーが、「オイリュトミー」という身体技法を生み出してから、100年がたった。彼は一体、カラダとダンスに関して、何を知っていたのか? 彼は、ダンスについて、 …