ユミちゃんのこと。

今朝目覚めると直ぐ、光のなかに秋の匂いがするぞ……灰色つづきで止まったままの秒針が僅かに傾き、もう後戻りはしないだろう。 小学5年生以来の友だち、ユミちゃんが電話してきた。 「ヒサコちゃん、あんた、歯がなくなったんだって …

8月の今頃、いつも思い出すこと。

8月の今頃、いつも思い出すこと。 37年前の、あの痛ましい御巣鷹山飛行機墜落事故が起こった日の数日後、私は、成田空港まで送りに来たアキラとミツタケに「じゃあね、おばあちゃんの言うことをよく聞くのよ。またね………」といって …

物質界の生活と霊界の生活の合流について

    物質界の生活と霊界の生活の合流について。                                                                                       …

今日は、白い雲を眺めながら過ごす。

静かな日。もっぱら、雄大に広がる夏の青空を眺めて過ごす。一瞬もとどまらない白い雲。あそこはどこにあるの?…………あるの、ないの?…………恐ろしくなったので、考えることをやめて、ベットに私を置き去りにして、あの青空の白い雲 …

思い込んで………。

二日前の笠井瑞丈「喜びの詩」(セッションハウス)に行けるなんて……ましてや、作品に参加するなんて………でも、公演前の劇場稽古と本番の長時間、2回も国分寺から神楽坂へ……周りのみんなに支えられて、どうにかクリアできた。自分 …

カラスとともだちになる。

自分の巣に寝ながら、自分の両腕を上に伸ばして眺めてみた。カラカラでスカスカのねじれた細い枯れ枝の先に、奇妙に成長したサボテンみたいな手がついている。ずいぶん身勝手に酷使して結果だ。今まで私のためによく働いてきてくれたなぁ …

私の人智学

今日は全く自信がない。何に対して………生きることに? メソメソしないで、ヒサコさん、さぁベットで体を動かして…………おかげで、曲がっていた頚椎が少し真っ直ぐになってきて………心の空白に微かに光が差してくる。 『本当の人智 …

失敗

ようやく書いた文章が一瞬のうちに消えた。よくあることだ。とはいえ、ショック! 書いてどうなると言うような、自分勝手な思いを綴ったものだから、また書けばいいようなものだ……とすっかり諦めて、水平生活のねぐらから外を見上げる …

ヘルパーさんと私

食事介助をしてくれるヘルパーさんが、私の昼食を介助した夕方に発熱。コロナに罹ったので、直ぐに事業所の人が私の抗体検査をしてくれた。結果は陰性。よかった! 煌めくような夏日というのに、心は晴れない。 要介護5の私は、週に2 …

夕方の悪魔

真夏の昼下がり。キッチンの椅子に座って、中庭の杏の木が風に揺れているのを、いつまでも眺めている、飽きないで。 いつの間にか、壊れかかった私のカラダも、揺れる杏と一緒に揺れている。 揺れる 揺れる 揺れる……囁くように 笑 …