言葉が宇宙でダンスする。

宏佳さんの詩はいつもスリリング。だから好きだ。ことばが、パァと変身したり、ふわふわ浮いたり、落下したり、コロコロ転がったり、急にあたらしく生まれたり………詩人の体から純で簡素な言葉がスルスルでてきて………宇宙でダンスして …

「香り」の不思議

先日、朝日新聞で「多和田葉子のベルリン通信」を読んだ。 「どの町にもその町独特の香りがある。町全体の香りもあれば、特定の街角、ある店の前を通る時にだけ気づく香りもあるが、町全体の香りはその中で暮らしていると気がつかなくな …

厚子さんの葡萄ジュースとジャム

朝、リウマチカラダは砂袋のように重たい。いつもそうだから、エイッ!と起きられればどうにか1日がスタートできるが、ベットにベッタリとくっ付いていると、背中に根っこが生えてくる。恐ろしい。つまり、2年前の春の水平生活に逆戻り …

今日の朝日新聞

今日の朝日新聞一面の見出し「10万年 核ごみは眠る」………フィンランド・オルキルオト島の地下約450メートルにできた放射性廃棄物の最終処理場「オンカロ」(洞窟・フィンランド語)が、今月末に試運転を始めるという。放射能が一 …

暑い一日を乗り越える。

なんという暑さ! クーラーの効いたキッチンで中庭を眺めながら、本でも読むか。先ずは、千章さんが持ってきた雑誌『異文化の交差点・イマージュ』2021夏号をパラパラめくる。金満里さん主宰の劇団「態変」の刊行誌。54頁「大野慶 …

わたしの今日の1日

とにかく蒸し暑い夜だ。わたしは今日何かしただろうか? 午後になって、切り干し大根を作った。それだけ? 朝歩きはしなかった………なぜなら、わたしの1日の大切な仕事のひとつ「カラダに入れ・出す」のうち「出す」に時間がかかり、 …

白石かずこさんのこと

白石かずこさんが亡くなられた………温かい何かがスゥーと飛んでいってしまった。哀しいな。でも、今ごろ、遥か彼方の星空で澄子さんと再会しているに違いない。 雑誌『詩と批評』の原稿をいただきに西荻に白石かずこさんを訪ねたときの …

五右衛門風呂

猛暑日。茄子のそぼろあんかけを作った。よく頑張った! ヘルパーのトミサキさんがテーブルの上に……お粥さん(梅干しとワカサギの佃煮入り)、マカロニサラダと胡瓜の酢漬け、ささみの揚げ物、ヒサコ製茄子のそぼろあんかけ、朝の残り …

憲法記念日

「義務の観念は権利の観念に先立つ。権利の観念は義務の観念に従属し、これに依拠する。ひとつの権利はそれじたいとして有効なのではなく、もっぱらこれに呼応する義務によってのみ有効となる。」 「自分に救う手立てがあるときに、だれ …

名古屋講座に同行する。

三日間のアキラの名古屋オイリュトミー講座に同行し、昨夜無事に帰宅できた。やっぱり思い切って行って良かった! 遠く九州の、京都の、新潟の、名古屋の仲間たち………新しいメンバーも加わって30人余りの面々が、朝から夜まで、みっ …