アルテミス

東京芸術劇場のシアターイーストで、「黒田育世とBATIKダンサーによる日替わりデュオ!」と銘打ったBATIKの公演を観た。まあ凄かった。昨年お母さんになられた育世さん、もう、以前の「おどりが踊りたいの」と叫び続ける女の子 …

頭上に 極上を。

憎らしいほど暑い夏日がやっと収まって、爽やかな秋の日が始まった。 昼下がり、打ち合わせに来たハイウッドの高樹さんが「これ」と言って、大きな包みをアキラに差し出した。開けてみると、なんと、今アキラが一番欲しがっていた純白の …

夏の終わり

子どもの頃、夏休みの始めは、時間のことなど考えもなく、毎朝目覚めると同時に飛び起きて、ひたすら遊びに没頭して過ごした。でも夏の終わりになると、突然時間との闘いが始まる。宿題だ!! 今日は8月31日。もうここまで来ると万事 …

三月になって

2月の大雪で庭に積もった雪が消えると、初冬に植えたムスカリの芽が並んで土から頭を出していた。春がくるのだなぁ〜、ホッとするのもつかの間、今日はまた冷雨の一日だ。 春になると、お花やさんの店先は、優しい淡い色合の、香り豊か …

グリュス・ゴット!

思いつくまま気の向くまま、頭の中のおそうじをするように・・・今年初めてのブログです。 長田弘さんの「ウイーン、旧市街の小路にて」という詩のなかに、 グリュス・ゴット!/挨拶のなかに神さまのいる街。 という一節を見つけて、 …

先日の BankART における大野一雄フェスティバルでの、「笠井叡日本国憲法を踊る」に、多くの方々が参加していただき、ありがとうございます。自民党の新しい憲法草案に対して反対するというより、ごくごく個人的な憲法と自分と …

秋の日

どうなることやら、と思っていた「笠井叡 日本国憲法を踊る」も先週の日曜日に無事終わった。その日は、奇しくも大野一雄先生のお誕生日。台風一過の翌日、澄み切った秋の空から「カサイサン、カサイサン(生前大野先生は,アキラをそう …

この黙示録的現代社会の特徴は、もう、すでに生も死も重なってしまったということだろう。 行き交へる男女が一瞬かさなれるはかなき情死をうつす硝子戸(春日井建) このような硝子戸の世界において、天皇制の社会であろうと、共和制の …

事後報告になりますが、9月19日(「蝶たちのコロナ」の公演日)に、45分番組の「吉増剛造と笠井叡のセッションおよびインタビュー」番組がテレビ放映されました。そのDVDを、企画したテレコムスタッフから今日 送られてきたので …

今世においても前世においても、舞踊家ではなかったルドルフ・シュタイナーが、「オイリュトミー」という身体技法を生み出してから、100年がたった。彼は一体、カラダとダンスに関して、何を知っていたのか? 彼は、ダンスについて、 …