『Here Comes The Sun』を踊る良平さん。

久しぶりにアキラと一緒に、近藤良平さん率いる「CONDORS」の公演『Here Comes The Sun』を観に彩の国埼玉芸術劇場まで行く。JRに車椅子ケアをお願いしたので老老介護の我々でも、無事に西国分寺駅から武蔵野線……途中乗り換え………埼京線与野本町駅まで行きも帰りもスムーズに行ってこられた。思い切って観にいってよかった!
学ラン姿のコンドルズのメンバー、みんなオジサンになっても踊っている。劇場が丸ごと家族のように温かく、愉快で、面白い………これは凄いこと!

わたしが初めて「コンドルズ」で踊る近藤良平さんを観たのは、今年の春閉館したこまばアゴラ劇場だった。まだ、みんな若く、勢いよく、奇妙なこと(たとへば、牛乳を何本も何本もゴクゴク飲む………大丈夫なの?とわたしは本当に心配した覚えがある)、若い彼らのユニゾンの踊りはキレが良く…………格好よかったり悪かったり………若かったなぁ………以来、きっとみんな、マルのとき……サンカクのとき………シカクのとき………ダエンのとき………コンガラガッタとき、さまざまな時を経て、それぞれが途上に向かって歩んできたのだろう。

みんなオジサンになっても踊っている………おばあさんになったワタシもワクワクして観ている………これは凄いこと!

美しい宇宙にひとりになった良平さん……「Here Comes The Sun」………もう大丈夫だよ………と遥かな光に向かって踊っていた。良平さんの想いが静かに会場な広がった…………素晴らしい!