ホームヘルパー原さん

2年間休まず水曜日に食事介助に来てくれていたヘルパーの原さんが、突然来られなくなってもう1ヶ月になる。倒れて救急車で病院に運ばれたらしいと聞いたけど、その後の様子は誰に聞いても誰にもわからないという。 2022年の5月か …

もうじき80歳!

師走………時間がどんどん飛んでいく………恐ろしい………肩の力を抜いて………胸いっぱい空気を吸って………ゆっくり、くちびるをすぼめて、静かに吐く………そのままでいいよ………と自分に向かって言ってみる………。 午前中の外歩き …

ジェームス・ボンドの映画を観る。

明後日からアドベントが始まるというのに、今日も麗らかな小春日和。このままこの暖かさが続きますように、とお祈りしたいけど、冷たい冬を越さなければ春は来ない、というのが自然界の摂理。人間の手には負えない。 携帯のiCloud …

小春日和の散歩、あれこれ思いながら。

小春日和が続いている。朝、出遅れて家を出た時には、外はすでに穏やかなひざしが辺り一面に降り注いでいた。いつもの角で、ふっと今日は左に曲がろうか、と思い左に曲がって歩き出すと、身体がねじ曲がったような感覚に襲われた。チカシ …

「我あるく故に我あり」

我あるく故に我あり………雲ひとつなく澄み切った秋空に包まれて、ひたすら大地を見つめて歩きなら、心の中で浮かんだ言葉。 昨日は叡の81歳の誕生日。夜、山田せつ子さん、南椌椌さん、杉田丈作さん、齋田美子さん、大森政秀さん、秦 …

勤労感謝の日に。

素晴らしい青空。今日は「勤労感謝の日」。朝食を府中街道沿いのデニーズで、叡と。 朝の会話………自分以外の家族全員をイスラエル軍の爆撃で殺されたアラブの男性が「自分はイスラエル人を憎まない。なぜなら、憎しみの感情は病いだか …

来年の手帳

この季節になると、来年の手帳をどうしよう、と心に浮かぶ。ずいぶん長いこと安野光雅の水彩画を表紙にした文庫手帳を愛用していた。ちょうどいい大きさで中身も使いやすいし、なんといっても安野光雅の絵が素敵で1年間手元において飽き …

駅の雑踏で…

午前中、叡に介助されて、タクシーで北口の眼科に行く。眼圧を測ったり、視力検査したり、瞳孔を開いて、水晶体をのぞいたり………結果は、今緊急を要する事態ではないので、今まで通りの目薬で………ということになった。クリニックを出 …

「感謝」に感謝。

つい三日前、いつも楽しみにしている朝日の文化欄の「どこからか言葉が」を切り抜いて、毎月第三日曜に掲載される谷川俊太郎の書き下ろしの詩を読んだ。居間に差し込む暖かな冬の陽射しを背中に受けながら『感謝』という詩を読んだ。いつ …

鴉と出会う

今日は、昨日と打って変わって寒い。でもこれが本来の寒さだ。朝、外に出ると、薄っすらと陽が差して空気がおいしい。角を曲がると桜の樹々もすっかり葉を落とし、道端に黄色の朽葉が風に吹き寄せられて溜まっている。露口さんの前で、薄 …