ルドンと私

現金書留を送って注文した『PARALLEL MODE   オディロン・ルドン 光の夢、影の輝き』を郵便屋さんが届けてくれた。16日の注文締切日に間に合ったんだ!

オディロン・ルドンについて私はほとんど知らない。ただ二十歳の時、たまたま銀座の画廊で観たルドンの石版画(まさしく”影の輝き”)に魅せられて以来、その時画廊が出した「REDON」という小冊子をいつもそばに置いて、ドイツに移住しても持ち歩いていた。Stuttgartの本屋で分厚いルドンの画集を見つけた時は嬉しかったけど、分厚い画集のページにぎっしりと埋まったドイツ語、読めないし、重たいし、貧乏留学生家族の経済担当の私としては、色々の理由からじっと我慢した自分が懐かしい。

私がなぜルドンに惹かれるのかわからない。生の絵と対面した瞬間の感動さえあれば、理解しなくてもいいのかもしれないが、今日届いた本の図版を観ていると解説を読まなくても少し何か分かってきた。ますますルドンに惹かれていく。なぜだろう?