「甘藷の効果 ばつぐんと にっこり微笑む 老女の笑顔 かわゆい」目覚めの一句
午前中、叡が小学校の同窓会に出かけるので……朝歩きナシと勝手に決め込むが(のろまのわたしは、いつもたっぷり時間を欲しがる)………そうはいかない「時間なんて永遠にあるよ」と叡に促されて………外に出る。
空の高みから小鳥たちが迎えてくれた。冷たい空気の中を叡の出かける時間を無視して歩く……前に向かって歩く(「行くところはみな同じ」と言ったユルスナールの言葉を思い浮かべながら)………車椅子をおして……ひたすら前に向かって歩く……。
「曇り空で 愉しく囀る小鳥たちよ 何処にいるの」
