幸いにもコロナ禍の声が聞こえ始めた頃の2019年10月、102歳で天国に召された君子さん(叡の母であり、私の姑)は、プロテスタント教会のオルガニスト、教会の合唱団の指揮者、教会の長老のひとりでもあり………土方巽さんの舞台でリードオルガン奏者として出演したり……近所の悪ガキ(失礼!今では立派な社会人)どもにピアノを教え…教えがない時は必ず新聞広告の海外パック旅行を申し込み………サッサとひとりで出かけ………誰とでも友だちになれる全く自由な飛んでる女性(私は密かにダンプカーみたいな女性だったと思っている)。
晩年、老人ホームのお部屋を訪ねると………ベットに座って……日本聖書協会の新共同訳の真っ黒な分厚い聖書を背を丸くして読んでいた………今、その聖書が私の手にある。
君子さんが食べ物を食べるようにして口に入れていた言葉………私も食べてみよう。

90歳頃の君子さん。
府中街道沿いのデニーズまで、よく二人でおしゃべりしに。いつも帽子をかぶってお洒落なおばあちゃん………懐かしい思い出。
