東京大空襲の日
1945年3月10日の東京大空襲の日から80年。その前年の暮れに生まれた私は物心ついた頃、母や姉たちからその日のことをよく聞かされた………お父さんは軍に狩り出されて風船爆弾を作りに工場に行っていて留守。家には母さんと90 …
1945年3月10日の東京大空襲の日から80年。その前年の暮れに生まれた私は物心ついた頃、母や姉たちからその日のことをよく聞かされた………お父さんは軍に狩り出されて風船爆弾を作りに工場に行っていて留守。家には母さんと90 …
朝目覚めると………カーテン越しに明るい日差しがいっぱい………歩きたい! 右足の親指の関節が変形して火山のように盛り上がり唯一の靴が履けなくなった。朝の外歩きができない。どんどん脚の力が萎えてくる。「歩こう」という意思も薄 …
千章さんから「ミモザが早くも五分咲きです」というメールがきた。 春先のローマの夜のくらい街灯に照らされたミモザの黄色……国分寺からはるばるStuttgart にやってきた時に初めて目にしたレンギョウの黄色………長い鬱病の …
ウクライナのゼレンスキー大統領とアメリカのトランプ大統領の会談の様子をテレビで観た。 大河の急流を下っていく筏の上での国を背負って2人が話し合う………どちらも譲れない………バランスを崩すと急流にぽちゃんと投げ出される…… …
昨日、知り合いに招かれて、車椅子で叡と、東京ドームに行ってきた。 5万人入るというイベント会場。想像を絶する………この機を逸して行くことはない、行かなくては!と意を決してでかけた。幸い春風が心地よい日和………JR水道橋駅 …
昨夜「パルテノン多摩」になおかさんの車に乗せてもらい、ギリシア悲劇「オイデュプス王」を観にいくことができた。一昨年同じ劇場で初演を観た。今回はその再演。16人のコロス役にダンサーとしてミツタケが参加している。 ミツタケか …
ベル・エポック(Belle Époque)=美しい時代………敗戦前夜に生まれて80年の間、今日まで、戦争もなく、ひどい天災に見舞われることもなく、自由に、楽しく、わがままに、いいたいことを言って、生きてこられたのは、偶然 …
手術を決めて張り切って大病院に乗り込んだ昨日。車椅子を押してくれるヘルパーの律子さんと病院内をうろうろしながら5時間を費やした。 今日は冬にもどったように寒くて冷たい日。もう間違えても自分の体にメスを入れようなどとは考え …
金曜日「手術を決めた!」と大見得を切ったものの久しぶりの関節手術………今回は足の親指なので今までの関節の修理修繕ほど大きくない………とは思うものの………明日のリウマチ外科を受診を心に思うと緊張気味。 そこにフェミニストの …
今月号の岩波書店の小冊子「図書」表紙は、志村ふくみ先生の栗と矢車五倍子で染めて織られた《室内》と題した古裂。栗色の方形に、矢車五倍子色の縦の線、横の線が微妙な間隔で入っている。見ていると遠くにある部屋に引き込まれていくよ …