キリスト降誕祭の思い出

今日は、キリスト降誕祭。自分の部屋にすっぽりと入り、静かに目を閉じると懐かしいドイツのクリスマスの情景が、頭の中にいっぱい広がる。漆黒の夜、外気の冷たさ、静けさ、星々の輝き……毎年、雪山にクリスマスツリーを伐りに行く近所のパゾットさんが、日本人の学生家族である私たちに、新鮮なツリーをプレゼントしてくれたり、お向かいのバーバラ・ベルガーさんが、手作りのシュトーレンやマルチパンを持ってきてくれたり……。早速、ツリーのまわりに子どもたちと一緒に座って、頂いたお菓子を食べながら、子どもたちの大好きな絵本「さむがりやのサンタ」を読んであげ………。遠い記憶が、今の私にリアルに蘇り、壊れていくカラダを温めてくれる。

「やれやれまたクリスマスか!」……「なんてこったい いやなゆきだよ」……「さあ あともういっちょう」……「よーし よし はたがあがっとる じょうおういっかは ございたくだ」……「ばんざーい! うちについたぞ」……「ふろよりらくはなかりけり」………
「やれやれまたクリスマスか!」……「なんてこったい いやなゆきだよ」……「さあ あともういっちょう」……「よーし よし はたがあがっとる じょうおういっかは ございたくだ」……「ばんざーい! うちについたぞ」……「ふろよりらくはなかりけり」………