ゲーテ先生の『イタリア紀行』のお供をして………懐かしいナポリまでやってきた。
一七八七年三月一日にナポリ郊外のプッツオリまで散策に出かけた日の夜のゲーテの記述。
「見るも無惨に荒れ果てた千古の栄華の跡、煮えたぎる熱湯、硫黄を噴出する洞穴、草木の育たぬ灰燼の山、不毛の不愉快な地域、そして最後にはそれと打って変わった四時鬱蒼たる植物が、一寸の地でも隙間さえあれば生い茂り、あらゆる死に絶えたものの上に蔽いかぶさって、沼沢や渓流のまわりにもはびこっている。……」(相良守峯訳)
ゲーテがナポリのプッツオリに散策したおよそ250年後、私もプッツオリを訪れたことを拙著『畑の中の野うさぎの滑走 一匹のトカゲが焼けた石の上を過った』の「 ローマ/ナポリツアー/ゲーテ『イタリア紀行』」2008年5月27日に書いている。
明日から懐かしいイタリアを………再びゲーテ先生と一緒に………ナポリからシチリアへ……南へ南へと明るい太陽にむかって旅ができる………嬉しい ワクワクする!
寝る前に………行方不明の小学五年生の無事を祈って………美しい明日でありますように………おやすみ。
