先日、一時帰国したアキラの弟、バーゼルに住むキヨシさんからメッセンジャーが来た。私の差し上げた拙著「畑の中の野うさぎの滑走〜」を面白くお読みくださったとのこと。なんと嬉しいことでしょう! その上、2刷目のためにと、誤植も見つけてくれた。もう充分、2刷目なんてとんでもない、と思ったけど、温かいきょうだいの心遣いにホロリ。

誤植の中でも「『霧の彼方へ』のために」の中に不用意に入り込んだ「8」の数字。キヨシさんは、無限大の印♾️かなと思ったのですが………と、さすが音楽家で天文家のキヨシさん、やさしい想いで読んでくださっている……実は私、内心「9」でなくてよかった………「8」は完全な入力ミスです。

「壊れていくカラダを 恐るな!/心の中の コトバたち/やがて 光と熱になって

壊れたカラダは⑧/青空の中に 溶けていく…………」

片山中蔵さん装丁の美しい本が手元に届き、ページをめくってを「8」を発見。一瞬冷や汗……否……これは「レムニスカート」……神さまがそっと置いてくれた♾️の印………と勝手に思っていたのです。