ゲネプロ

今日、9月18日、「蝶たちのコロナ」のゲネプロが終わりました。
いよいよ、明日明後日と本番です。作品を作っている時感じることですが、ゲネプロがゲネプロでなくなり、それが一つの新しい「現実」であると、感じられた時に、「夢と現実」が重なる瞬間が生じます。
過去に作った作品でも、例えば名古屋で行った「恋人形」とか、数年前に池袋の劇場で上演した泉鏡花の「歌行燈」などは、もう二度と再演する事はできませんが、これらの本場で感じた、舞台を超える、一つの現実が現れた瞬間は、忘れがたいものです。
今回どのような現実が生まれるのか、不安と期待で明日を迎えます。「表現を超えた現実を生み出すこと」、それこそダンス真骨頂です。