滋賀県の琵琶湖における3日間のオイリュトミー合宿が終わりました。
今回のテーマは「オイリュトミーを通して、日本国憲法をカラダの中から創り出す」でした。硬いテーマなので、どのくらい参加者があるか、初めは心もとなかったのですが、多くの方々がこの合宿講座を通して日本国憲法について改めて関心を寄せ、また、今回の自民党による憲法改正がどのような意味があるのかを、カラダを通して理解することができたと思います。
憲法は国の中から生まれるものより、もむしろ外側から与えられたものです。故郷喪失者が憲法の出発の立場に立てるのではないか、と思えるくらいです。憲法は、生きてる人間にとってもまた、死者にとっても同じように有効に働きかける、一つ生きた理念であると思います。
10月27日、横浜の BankART にて、「笠井叡日本国憲法を踊る」という会を行います。興味のある方、ぜひご参加くださiい。