明日はもう二月………「春近し」というのに気持ちがザワザワと落ち着かない。早春のひかりの風に揺らいでいる南天の実………直ぐそこにあるのを………確かめにいきたいけど………ベランダに降りる自信はない………。
今日は寝坊したので外歩きなし(少し残念)。11時にダンサーの森下真樹チャンが稽古に訪れ……叡稽古場へ。
さて、ゆっくりとポンコツリウマチ車を始動させなくては………と思うものの………なかなかエンジンがかからない………重ねて置いてある読みかけの新聞(数日前からの)をガサゴソと開くと………痛ましい記事ばかりが目に飛び込んでくる。菊池事件のこと、小学生の自殺、トー横たむろする少年少女を一斉検挙する、歌舞伎町のホストに多額のお金を失った女性。
歌舞伎町もトー横(当時は噴水広場だった)も………私の育った街………懐かしい………いってみたいな。
戦後間もない日本の復興期………歌舞伎町は夜の歓楽街、赤線青線地帯、ヤクザの町………でも、子どもたちは子どもたち、大人たちは大人たち………子どもたちは、毎日道路で石けりや縄跳びや鬼ごっこやけん玉で遊び………時々空き地に紙芝居屋さんが来てみんな立ちんぼで紙芝居をみると………おじさんがつくる綿飴を食べ………いよいよ歌舞伎町が夜の街に変身し大人たちの出番がはじまる頃……みんなと「さよなら」して家路についた。
こわい街、危ない街、でも人情がある街………子どもたちに「「死」という言葉はなかった。みんな生きていた。
さあ、ヒサコサン………懐かしんでばかりいないで………オンボロ車を少しでも前進させよう…‥明日のために!
