3月1日 ミユさん来訪

今日から三月。お昼頃、10年以上前にニューヨークで出会ったミユさんが訪れた。今、35歳だというから、その当時はまだ24、5歳だったのか! 英語が堪能であきらのWSの通訳をしてくれた。

その後、アフリカの発展途上国に海外青年協力隊員としていくの。だから先ずフランス語を学ぶの。と話していた。

数年して、いくら貧しい国の子たちのお世話をしても、貧しいゆえに死んでいく。自分は何もしてあげられない。よし、医者になろう、と決意して日本に戻り、懸命に勉強して信州の医学部に入学。数年間かかって卒業し、この春から、北海道の病院にインターンとして勤め始めるの。と話していた。

そして、今日、早春の明るい日差しが差し込む暖かいキッチンに座って、アキラが作ってくれたスパゲッティを頬張りながら「わたし信じているの。明日はきっとよくなると…………だから今日も楽しく生きるの」と話してくれた。

今度、いつ会えるかな………きっとまた会えるね………信じている。