冬至に向かって………夜の闇は深くなり…………。

何故こんなに井筒俊彦著『神秘哲学』に惹かれるのだろうか。再読し始める。二度三度同じところを繰り返し読む。分かったつもりで読んでもすぐ忘れる。本文の至る所に赤や朱や紫や黄の色鉛筆で線が引いてある。 「神秘主義は……………か …

メフィストテレスのことば

先日、ガスの検針票と一緒に「検針票のペーパーレス化および書面(検針票・払込書)の有料化について」というチラシが一緒にポストに入っていた。紙の検針票は2024年10月まで。以降は、税込165円の払えば紙の書面を郵送してくれ …

もうじきクリスマス

昨日も今日も1時間朝歩きした。クリスマスが近いというのに異常に暖かい。こんな日が続くとありがたいなと思うけど、なんとなく物足りない。 Stuttgart に住んでいた時、お向かいのバーバラはこの時期になると、毎日シュトー …

初冬の日差しのなかで、ちょっと独り歩き………。

朝9時にシンタロウクンが中庭からキッチンに入ってきた。公演のために2ヶ月ほどスウェーデンから帰国して日本に滞在中。この間にアキラの『魔笛』公演とミトウルミさんとのデュオ公演『nobody is here』で踊る。お家はス …

もうじき79歳がやってくる。

メイ・サートンの『終盤戦 79歳の日記』(幾島幸子訳/みすず書房刊)の訳者あとがきに「著者は前々から八〇歳の誕生日に、生まれて七九年目の一年前の日記を出したいという思いがあったと書かれており、その望みどおり、七八歳の誕生 …

「夕ぐれの時はよい時」

「夕ぐれの時はよい時」   堀口大學 夕ぐれの時はよい時、 かぎりなくやさしいひと時。 それは季節にかかはらぬ、 冬なれば暖炉のかたはら、 夏なれば大樹の木かげ、 それはいつも神秘に満ち、 それはいつも人の心を誘ふ、 そ …

スクラップブック

11月25日のアキラの誕生日の夜から、のこりわずかになった歯のうちの奥歯が腫れだして、三日間ほど外歩きができなかった。お多福のように膨れたほっぺを氷で冷やし一日家の中………秋たけなわの日々なのに、外に出られず残念。 10 …

うつくしい朝の空気

二日間、朝歩きをしなかったので、今日こそ歩かなければ………と歩き出すと、あぁ気持ちがいい……桜はすっかり葉をおとし、銀杏の葉は真っ黄色に染まって、柿の木は真っ赤な実で重たそう。ピッピッピッピッー………カウ〜カウ〜、カーウ …

小春日和の日

小春日和のような暖かな日差しが、吹き抜けの部屋に差し込む。ありがたいことに、昼間はストーブがいらない。洗濯機が止まったので、洗濯物を引き出して、陽が高いうちにベランダに降りて、物干し竿に干したい、と思うのだが、キッチンか …