おおつごもり

去年の12月の末は、家族全員で旅行に行った。今年の大晦はアキラと二人。チカシはどうしているかな?レイジとヒロコは実家の片付けに。ミツとナオカは3日前から3人娘(チャボの姉妹)を連れて、車でどこへやら………。みんな自由に拡 …

『Müßige Gedanken』ー閑な思想ー

ティーファクトリーから来春の一月公演 川村毅 構成・演出「ヘルマン」のお知らせを頂いた。 チラシに「なぜ、今、ヘルマン・ヘッセかー ぼくの魂の、ほんとうの居場所を探してる」とあり、麿赤兒さんが出演………場所は吉祥寺シアタ …

冬至が過ぎて。

午前中、和子さんがチョコレートのクリスマスプレゼントを持って訪れてくださった。いつもいつも優しく温かい和子さん。嬉しいな………ありがとう。 陽があるうちにと2人で散歩に出る。静かな真昼時………お喋りしながら朝歩きのコース …

フランシス・ジャムの詩

久しぶりに実家の義姉と電話で長話をする。わたしとほぼ同年の彼女はクリスチャンホームで育ち、兄と結婚して環境も人間関係の作り方も考え方も異なる商家に嫁ぎ、妻として3人の子どもの母として舅・姑を送りわたしには想像できない苦労 …

冬至に向かって………夜の闇は深くなり…………。

何故こんなに井筒俊彦著『神秘哲学』に惹かれるのだろうか。再読し始める。二度三度同じところを繰り返し読む。分かったつもりで読んでもすぐ忘れる。本文の至る所に赤や朱や紫や黄の色鉛筆で線が引いてある。 「神秘主義は……………か …

メフィストテレスのことば

先日、ガスの検針票と一緒に「検針票のペーパーレス化および書面(検針票・払込書)の有料化について」というチラシが一緒にポストに入っていた。紙の検針票は2024年10月まで。以降は、税込165円の払えば紙の書面を郵送してくれ …

もうじきクリスマス

昨日も今日も1時間朝歩きした。クリスマスが近いというのに異常に暖かい。こんな日が続くとありがたいなと思うけど、なんとなく物足りない。 Stuttgart に住んでいた時、お向かいのバーバラはこの時期になると、毎日シュトー …

初冬の日差しのなかで、ちょっと独り歩き………。

朝9時にシンタロウクンが中庭からキッチンに入ってきた。公演のために2ヶ月ほどスウェーデンから帰国して日本に滞在中。この間にアキラの『魔笛』公演とミトウルミさんとのデュオ公演『nobody is here』で踊る。お家はス …

もうじき79歳がやってくる。

メイ・サートンの『終盤戦 79歳の日記』(幾島幸子訳/みすず書房刊)の訳者あとがきに「著者は前々から八〇歳の誕生日に、生まれて七九年目の一年前の日記を出したいという思いがあったと書かれており、その望みどおり、七八歳の誕生 …

「夕ぐれの時はよい時」

「夕ぐれの時はよい時」   堀口大學 夕ぐれの時はよい時、 かぎりなくやさしいひと時。 それは季節にかかはらぬ、 冬なれば暖炉のかたはら、 夏なれば大樹の木かげ、 それはいつも神秘に満ち、 それはいつも人の心を誘ふ、 そ …