2009.4.9

4日間行われた世田谷パブリックでのBATIK公演(叡の振付作品”バビロンの丘にいく”)楽日の翌3月30日早朝国分寺を出て、その日の夜フランスのア ンジェに着いた。4月1、2日と国立振付けセンター(CNDC)の劇場で叡のソ …

2009.2.20

1月初のアフリカ系アメリカ大統領オバマ政権誕生という輝かしいニュースから、我が家では三男瑞丈のニューヨークダンス留学、91歳になる叡の母の思いも よらない救急車での入院~転院~退院に続く介護の日々(あの年代特有の凄まじい …

2009.1.18

友人と岩波ホールでグルジア映画[懺悔」を観た。何処なのか,誰なのか,何時なのか、何も分からず話は進む。過酷な時代の暗部を、現実から離れて、イメー ジの白光のもと、出来事も人物も、時に滑稽に、軽やかに、時には深刻、残酷に、 …

2009.1.11

ベニサン・ピットFINAL エルフリーデ・イェリネク作『ウルリーケ メアリー スチューアート』川村毅◎台本/演出、いう案内状を昨年頂いた。えっ、ベニサン・ピットが無くなるの? イェリネクと言えば、2004年にノーベル文学 …

2009.1.7

新年ももう七草。毎日毎日パレスチナとイスラエルの痛ましい紛争のニュースが続いている。 一月三日、家族が集まった。一年に一度とはいうものの、集まることが出来たのは非常に幸いだとおもわなければならないだろう。二日に8歳の誕生 …

2008.12.17

あれよあれよという間に、今年も大詰めだ。2008年はトラムの「透明迷宮」公演から始まって、2月はワシントン、6月ローマとナポリ、8月ブラジル、9 月シンガポールと、思い返すと随分あちこちと出かけたものだと我ながらあきれる …

2008.11.16

過日、写真家の石内都さんから写真展の案内状を頂いた。それは「ひろしま/ヨコスカ」というタイトルで、昨日から目黒区美術館で開催されている。案内状に は都さんの字で「久子さんの写真を出させていただきました」と添えられていた。 …

2008.11.3

11月1日のセッションハウスでの公演「髙橋悠治ピアノ演奏による ダンス笠井瑞丈・横田佳奈子」の振付・構成をした叡は、テキストとして稲垣足穂の『世 界のはて』を用いた。このタルホの作品は、1968年8月30日新宿厚生年金小 …

2008.10.24

先週から今週にかけて、硝子体手術のために入退院を繰り返し、おまけに叡の91歳になる母親も腰痛のために入院するといった、妙に慌ただしい週だった。 留守の間の新聞を整理している時、「キラキラ光る洞爺丸の船底」という記事に目が …

2008.9.30

何時だか誰かに「“生きのびるためには2冊の本しか持って行けない、後は全部捨ててください”と言われたら、あなたどうする?」と聞かれた。当の本人は 「一冊目は稲垣足穂の『一千一秒物語』と・・・」と考えている。イナガキタルホも …