自爆テロは最終自己表現か 9
人性三分説の観点から考えるならば人間は霊と魂と体からなるものであり、純質・激質・翳質の働きは魂の三つの側面を表している。純質は、個的な欲望から解放された共感の働きに満たされています。激質は強い欲望と願望、共感と反感の二つ …
人性三分説の観点から考えるならば人間は霊と魂と体からなるものであり、純質・激質・翳質の働きは魂の三つの側面を表している。純質は、個的な欲望から解放された共感の働きに満たされています。激質は強い欲望と願望、共感と反感の二つ …
バガヴァット・ギ―タ― バガヴァッド・ギ―タ―は、紀元前六百年から四百年くらいの間にかけて描かれたと言われている、古代最大の叙事詩マハーバーラタの中の十七章からなる「神の歌」であり、筑摩書房の世界古典文学全集において、辻 …
マニ教は紀元後三世紀頃ササン朝ペルシャに生じ、ユダヤ教やキリスト教またグノーシス派等の世界観も結びついた二元論的宗教です。それは光と闇、善と悪、霊と物質等の二つの原理によって世界が支えられており、そこでは善と同様に悪その …
けれども、外世界が「虚」の存在であるとしても、家が火事になれば住むところありませんし、怪我をすれば痛いし、自然災害が生じるならば、それは私たちの社会や人生全体にとって膨大な影響力をもたらします。ですから、外的世界は「虚存 …
鏡像 あなたが今一つの空間の中にいて、眼の前に大勢の人の歩いている姿を見ています。あなたがそれを知覚することができるのは、 眼 という感覚器官を通してです。当たり前のことですが、その大勢の歩いてる人が「生身の …
神々は単に、自己のすべてを人間の中に、歴史の中に、大自然の中に流出することによって、創造行為を行ったのではありません。神は自己の中に、「悪の可能態」を無限に拡大していくことによってのみ、創造行為を実現することができたので …
もし,神々この完全な光輝、完全な共感、完全な自由、完全な純粋性、破壊することもできないダイヤモンドよりも硬い砦を守り続けたとするなら、罪性は決して生じることなく、神はただ神であり続けたに違いありません。けれども,そこでは …
始めに、どうかこのことを深く認識してください。神々による宇宙創造とは、被造物の中における自己封印であるということを。そして、神々はこの庭園と樹の幹と枝と果実の中に、自己の何一つ残らずすべて封印したということを。闇も光も、 …
世界は美しい庭園です。広々とした大地が広がり、そこに無数の樹木が生え、樹木はその大地から無限の栄養分を吸い上げ、それは樹木の中で、光の樹液となって上に昇って行きます。そのその樹液は枝えだを充たし、その先には、様々な果実を …
先日の BankART における大野一雄フェスティバルでの、「笠井叡日本国憲法を踊る」に、多くの方々が参加していただき、ありがとうございます。自民党の新しい憲法草案に対して反対するというより、ごくごく個人的な憲法と自分と …