闇に住み、一人血を吐く予言者 鈴木邦男
元々、身体がすべてだった。全てのことは、ここから発した。そうに違いない。喜びや哀しみや怒りも身体でもって表現された。だが、言葉や文字が発明されると、そこに保存され、記憶され、依存した。直接ぶつかり合う緊張感も生命感も落ち …
「金鱗の鰓を取り置く術」推薦 高橋巌 新しい宇宙紀への転換を論じる最高の書
高橋巖 新しい宇宙紀への転換を論じる最高の書 人類と地球の破滅する可能性が見えてきた現代のための最上の警告の書であり、新しい宇宙紀への転換を論じる最高の希望の書である。歴史に残る言霊論に出会って、とても感動している …
ダンサーによる、批評視座
ダンサー主義と作品主義 ある辞書で「ダンス」という項目を引いてみましたら、「意識 …
第47回舞踊批評家協会賞辞退について
以下の文書を、舞踊批評家協会賞 選考委員会に通知しました。 舞踊批評家協会賞 選考委員各位 昨日、貴協会より、第47回(2015年度)の受賞の決定書ならび …
自爆テロは最終自己表現か 19
ここで私たちは、戦争の二つの方向性を明瞭に見て取ることになります。それは騎士道的な精神がまだ生きているところの戦争と、もはやそのようなものが消滅し、政治的、経済的、植民地的目的を有する戦争です。例えば近代戦争において、そ …
自爆テロは最終自己表現か 18
純粋な「祭り」としての太古の神聖戦争、それはほとんど今日文献としては、残っていないでしょう。けれどもそのような神々と人間との結びつきの中において行われた、この純粋な祭りとしての戦争が、まず人類の歴史の黎明に存在していたの …
自爆テロは最終自己表現か 17
祭祀において祀られるのは神であり、祀るのは、人間の側です。なぜならば、「祭り」は天と地との間の取り持ちであり、ここを祭ることができるのは人間だけです。このとき祀られる対象である神と結びついているプルシャと、祭りをとり行う …
自爆テロは最終自己表現か 16
天界における天火水地の「悪の可能態」が、地上において四ヴァルナ制 という「悪の事実態」に変化するということが、戦争の始まりであり、歴史の展開です。そこから、後世のすべての地上の戦争が生じたのです。アルジェナが述べるように …
自爆テロは最終自己表現か 15
地上に四ヴァルナ制度が生まれる以前、すでに霊界において根本原質としてのプラクリティーから天火水地の四つの原理が生じています。けれどもそこでは、「天」からバラモン、「火」からクシャトリア、「水」からヴァ―イシャそして「地」 …