新しい虹
以前から、思い出したくてなかなか全文が思い出せなかったヘッセの詩を、最近 やっと思い出せたので、忘れないうちにここに書かせてもらいます。 新しい虹 神の息はあちこちに また上下に吹きただよい 光が歌ういく重の歌 神が光彩 …
以前から、思い出したくてなかなか全文が思い出せなかったヘッセの詩を、最近 やっと思い出せたので、忘れないうちにここに書かせてもらいます。 新しい虹 神の息はあちこちに また上下に吹きただよい 光が歌ういく重の歌 神が光彩 …
明後日の11日から、一ヶ月ほどフランスに滞在します。エマニュエル・ユインとのDUO作品を、アンジェ,セントナザレ、トゥールーズの三都市で公演するため。ちなみにこの作品は5月に東京で上演します。私はまったくフランス語が出来 …
昨夜、近江の国の、とある小さな鄙びた町に行く。新幹線の米原で近江鉄道に乗り換えると、世界が変わる。というより新幹線が関ヶ原を通過するあたりから変わるのだけれど、そこは何というのか、日常の中に忍び込んでいる、幽界の入り口の …
正月二日 大晦日、御岳山に登ったために、足の関節痛し。情けない。 午前中は新聞を時間かけて読む。年間ほとんど新聞もテレビも パソコンも見ない生活。ただ直感で、世界の出来事を感じているだけ の生活なので、新聞活字を通して、 …
昨年はいろいろお世話になりました。今年はブログ頑張ります。 久方ぶりに大晦日の晩、明け方二時頃の臨時電車に乗り、一時間半ほどかけて御岳山に登り、初日の出を見ました。同行者はオイリュトミストの禮示です。 今年はうっすらとし …
いつの間にか、国分寺の杜から聴こえていた除夜の鐘が、八幡さまの大太鼓の音に変わっている。志村ふくみ先生から頂いた先生の『薔薇のことぶれ』—リルケ書簡ーを読んでいるうちに、ふと気が付くと2012年が過ぎ、新しい年が明けてい …
もう直き、1月23日が過ぎ、24日がやってくる。外は雪だ。部屋を暗くすると、私の机の前の窓を通して、お隣の本多さんの広いお庭が、真っ白に浮び上がって見える。窓を開けると、冷たい空気がきもちいい。寒いけど美しい。 昨年の暮 …
エッセイストの山本ふみこさんから頂いた本「そなえることは、へらすこと。」(メディアファクトリー)を読んだ。日常の暮らしの中で(特に、この度の大震災のあと)著者が、感じたり思ったりしていることが、明快、率直な言葉で綴られて …
11月30日の夕方、現代思潮新社の川辺さんから、現代思潮社元社主の石井恭二さんの訃報が届けられた。享年83歳。特にこの一年叡の心にはいつも石井さんのことが気になっていたようで、「今度一度訪ねようね」と口にしていただけに、 …
いよいよ明日は日本に帰る。 今年の春、多くのひとをのみこんだ日本の大地にふる雪を、痛ましいほど白いと感じたのはついこの間のこと。早くも再び雪の季節が巡ってくる。 5月にフランスのアンジェとアネシー、7月にはイタリアのトス …